天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

天国からの奇跡

「神様、娘を助けてください!」
病の少女に起きた不思議な出来事と感動の実話を映画化した
『天国からの奇跡』(アメリカ映画 2016年)を観ました。
感動で涙が止まりません。
多くの方に観て欲しい映画です。

ストーリー

小さな田舎町で暮らす少女アナベルは、

幼 い頃から重い消化器疾患を患い入退院を繰り返していた。

母クリスティは遠方の大病院へ診察を頼み、

やっとのことでアナは入 院するが、

治療の方法がなく自宅に戻る。

ある日、アナが庭の大木から落ちてし まう事故が起こる。

幸い命は取りとめたが、彼女の身にある驚くべき“奇跡” が起こった。

病の症状がなくなってしまったのだ。

転落事故によって、病が治ってしまう奇跡は凄い奇跡です。
アナベルの病を何とかしようとする両親の祈りと家族愛
そして、医師や周りの人達の思いやりと協力援助も感動的です。
そのようなたくさんの人達の愛と祈りが、
この様な奇跡を起こしたのかと思わされました。


(実際の家族写真:右から2人目がアナベル)


実際のアナベルは5歳のときに不治の病と診断され、
何年も入退院を繰り返し、絶えず痛みのうちにあったそうです。
母親には「死んで、天国に行って神様と一緒に生きたい」と、
語っていたようです。
しかし、その転落事故以来、奇跡が起こりました。
病の症状が止まり、治療の必要がなくなったのです。


この事故の数日後、臨死体験したアナベルは、
両親に天国での出会いについて次のように話したそうです。


「私は天国を見たの。本当に明るかった。
何年か前に死んだミミに会ったの。
だから、自分が天国にいるとわかった。
私は神様と話したの・・・」


「私が神様に一緒にいてもいいですかと尋ねると、
『いいえ、アナベル、わたしはあなたに地上での計画を持っている。
それは天国で果たせないものだ・・・。
わたしがあなたを送り返す時、
あなたには悪いところはなくなります。』と言われたの」


奇跡とは何でしょうか・・・。
映画の中で最後に母クリスティが、言っています。
「アインシュタインいわく、人生は二通り。
”奇跡はないと思って生きるか、
全てが奇跡だと思って生きるか”
奇跡はあふれています。
奇跡は優しさです、愛です」


「全てが奇跡」といった言葉が私の胸を突き刺しました。
日常の当たり前のことも、全てが実は奇跡なのですね。




映画 『天国からの奇跡』 

慌てないで!


忙しいという字は、“心を亡くす”と書き、
慌てるという字は、“心が荒れる”と書きます。
漢字って面白いですね。


毎日平和に暮らしている私達が
もし、事故や災害などパニックに陥ったら、
どんな行動を起こすかと考えてみるとき・・・


思い出すのは、映画の「タイタニック号」です。
氷山にぶつかったタイタニック号が
暗い海に沈んでいく映画のシーンです。


右往左往する乗客、
我先に救命ボートに乗る人、先を譲る人、
パニックをよそに音楽を奏でる人たち
そういう極限状態の時に、

人間の本当の姿が見えるそうです。




************



こんな話を聞きました。
嵐の中を航海していた船が、

荒れ狂う波と風にもまれ、
乗員は恐怖と不安に陥っていました。


その中でたった一人、
船底の隅で静かに祈っている人がいました。
その人はお坊さんのようでした。


「こんな大変なときに祈っている場合ですか!
甲板に行って水をかき出す手伝いでもしてください!」

と、非難されたのです。


やがて風と波は収まり静かな時が訪れました。
たくさんの人が恐怖から救われたのです。


“たった一人でも人の安全と無事を祈るならば、
その船は沈まない”

と言います。



家庭においても同じ事が言えます。
たとえどんな過酷で悲惨な状況に置かれても 、
たった一人、家族の安全と幸せを祈る人がいるならば
その家庭は守られる
と言います。



恐怖、不安、動揺などマイナスの心は、
マイナスの波動を発し、
マイナスの状況を引き寄せることになるのです。
反対にプラスの波動は、プラスを引き寄せます。


たとえどんな状況に置かれても、
それをどのように受け止めるのか・・・


決して慌てず、動揺せず、感謝で受け止める


いざその場に立ったら、
難しいことかもしれませんが、
静かに祈りたいものです。


そんな柔軟な心を持つならば、
どんな状況もきちんと対処することができ
治めることができると言います。


心を亡くしてはいないか・・・。
心が荒れてはいないか・・・。


きょうも、静かに自分の心を訪ねてみます。

心温かいシーン

新宿5丁目の交差点の横断歩道を
渡っているときの出来事である。
2歳の孫の手を引いて、娘と3人で渡っていた。


ところが、横断歩道のど真ん中で、
孫が突然立ち止まった


孫は小さな右手を目の上にかざしている
どうしたのだろう?


孫の目線が向かっている方向を見ると、
横断歩道の先に交番があった。


その交番の前に立っていた若い警察官が、
こちらに向かって敬礼のポーズをしていた。
どうやら、孫は警察官に向かって敬礼をしていたのだ。


娘が孫をせかすように横断歩道を渡ったが、
双方のポーズは渡り終えるまで続いていた。
警察官はニコニコ笑っていた。


孫はいつの間に、こんなサインを覚えたのか。


新宿5丁目交差点の角にある小さな交番。
靖国道りの車と人通りの激しい道路に面している。
飲食街やショッピングビルが立ち並び、
昼夜を問わず人通りも激しい。

「新宿御苑」の行き帰りの人を、見守るように、
一時も目を離せない忙しい交番なのだ。


帰り道、再び5丁目の交番の前を通って、
驚いた!


なんと、あの優しい警察官が、
再び孫に向かって敬礼をした。



孫は後ろを何度も何度も振り返っては止まり、
後ろの警察官に向かってサインを送った。


この交差点を渡るたびに、
この時の心温かいシーンが蘇ってくる。

粗末なおにぎりの謎


新聞紙に包まれた”おにぎり”
年老いたお婆さんが持ってきました。


立派なご馳走がたくさんテーブルに並んでいる中で
この”おにぎり”だけはテーブルの隅に置いてありました。
この粗末な”おにぎり”を誰も食べようとしません。


しかし、文鮮明先生は たくさんのご馳走の中から
この”おにぎり”を喜んで食べました。


誰も不思議に思いました。
美味しい立派なご馳走がたくさん並んでいるのに
新聞紙に包まれた粗末な”おにぎり”を、
なぜ、美味しいと言って食べるのか・・・。


文先生がこのようなことを言ったそうです。
「この”おにぎり”には、精誠が込められているよ、
この真心を無駄にしてはいけないね」


実は、この”おにぎり”を作ったお婆さんは、
稲の苗から丹念にお米を、
1年がかりで育てたそうです。
肥料をやり、雑草を採り、丁寧に脱穀し、
真心を込めて栽培し、”おにぎり”にしたのです。
文鮮明先生に差し上げるために・・・。


誰にもわからない”おにぎり”に込められた真心を、
文先生は見抜いたのです。


外見も大事、 でも見えない内面のほうがもっと大事。
精誠が込められたものは尊いのです。
だから、それを粗末にすることは恐ろしいことです。


これと似たような経験があります。


お祝いの席に、たくさんの人たちが持ち寄ったお料理。
集まった皆さんがバイキング式でいただくのですが、
見栄えが良く美味しそうなのに、

なぜかたくさん残ってしまうお料理。
反対に、美味しそうには見えないお料理が


完食になったりします。


この料理の違いは何なのでしょうか?


嫌々、慌てて作ったお料理は、
「餌」になってしまうというのです。
こんな料理を知らずに食べ続けたら
病気になってしまいそうです。


たとえ安い食材で作ったとしても、
美味しく食べさせたいと、

真心を込めて作ったお料理は、
愛情たっぷりの美味しい料理になるのです。


料理は食べた人の肉体に栄養を与え、
料理に込められた真心は、

食べた人の心の栄養になるのです。


人は愛を食べ、愛を呼吸しているのです。

笑う門には福来る!


「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします」
顔見知りのご婦人に、新年のあいさつをしたら・・・


その婦人が言いました。
「この歳したら、おめでたくないですよ~」


「えっ!? なぜですか?」


「だって、年取るばっかりでいいことなんてないですよ~」


シニアマンションにお住いのこのご婦人、
マンション一人暮らし。
マンション内のレストランで朝昼晩3食の食事をし、
マンション内のビリヤードと麻雀サークル仲間と

毎日楽しく過ごしている。
マンション内のドゴール温泉大浴場に、

日に2回は入るという。
看護婦常駐、医師の健康相談 見守り、

緊急体制がとられている。
荷物受け取りや雑用はコンシェルジュがしてくれる。
何の心配もいらない、至り尽くせりのホテル住まいのようだ。


「お正月のおせちもレストランでいただき、
今も朝風呂に入ってきたところよ」
と言ったので 、


「あ~~ら、いいですね~。
毎日がおめでたくて、毎日がお正月のようですね~」
と私が言って笑ったら。


その御婦人は、
「あら?あなた、いいこと言うわね」
「そ~うなんですよ。毎日がおめでたいのよ、私」


2人で大爆笑になった。


笑いながら二人で
「改めまして、どうぞ今年もよろしくお願いします」となった。


この大爆笑・・・、初笑いかな?
笑う門には福来る。
今年も、このご婦人にいいことたくさんありますように・・・。