天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

粗末なおにぎりの謎


新聞紙に包まれた”おにぎり”
年老いたお婆さんが持ってきました。


立派なご馳走がたくさんテーブルに並んでいる中で
この”おにぎり”だけはテーブルの隅に置いてありました。
この粗末な”おにぎり”を誰も食べようとしません。


しかし、文鮮明先生は たくさんのご馳走の中から
この”おにぎり”を喜んで食べました。


誰も不思議に思いました。
美味しい立派なご馳走がたくさん並んでいるのに
新聞紙に包まれた粗末な”おにぎり”を、
なぜ、美味しいと言って食べるのか・・・。


文先生がこのようなことを言ったそうです。
「この”おにぎり”には、精誠が込められているよ、
この真心を無駄にしてはいけないね」


実は、この”おにぎり”を作ったお婆さんは、
稲の苗から丹念にお米を、
1年がかりで育てたそうです。
肥料をやり、雑草を採り、丁寧に脱穀し、
真心を込めて栽培し、”おにぎり”にしたのです。
文鮮明先生に差し上げるために・・・。


誰にもわからない”おにぎり”に込められた真心を、
文先生は見抜いたのです。


外見も大事、 でも見えない内面のほうがもっと大事。
精誠が込められたものは尊いのです。
だから、それを粗末にすることは恐ろしいことです。


これと似たような経験があります。


お祝いの席に、たくさんの人たちが持ち寄ったお料理。
集まった皆さんがバイキング式でいただくのですが、
見栄えが良く美味しそうなのに、

なぜかたくさん残ってしまうお料理。
反対に、美味しそうには見えないお料理が


完食になったりします。


この料理の違いは何なのでしょうか?


嫌々、慌てて作ったお料理は、
「餌」になってしまうというのです。
こんな料理を知らずに食べ続けたら
病気になってしまいそうです。


たとえ安い食材で作ったとしても、
美味しく食べさせたいと、

真心を込めて作ったお料理は、
愛情たっぷりの美味しい料理になるのです。


料理は食べた人の肉体に栄養を与え、
料理に込められた真心は、

食べた人の心の栄養になるのです。


人は愛を食べ、愛を呼吸しているのです。