天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

世界一過酷な地、デスバレー(死の谷)の塩のようになれ!

地球上で記録された観測史上最高気温は、
現在までにイラクのバスラで1921年に記録された58.8度
二番目は、1913年7月に記録した56.7度だそうです。


二番目の記録は、アメリカのカリフォルニア州とネバダ州の境目に位置する
「世界で最も暑い」デスバレー国立公園で観測されました。


デスバレーで一番暑いのは夏の7月。
7月の平均最高気温が50℃、平均最低気温は31℃。
冬の12月が一番寒く、月間平均最低気温は 3.5℃。
過去最低気温は、ー9.4℃だったそうです。


デスバレー(Death Valley)『死の谷』という意味。
アメリカ最大の国立公園で、面積は長野県の面積とほぼ同じです。


デスバレーは、塩の平原と砂丘でも有名。


バッドウォーター (悪い水)という地は、北米大陸のおへそのような盆地、
海抜はマイナス86M、標高3,000M級の山に囲まれている塩湖
しかし、灼熱によって塩水がカラカラに乾いた
塩の砂漠に化しています。


雨はまったく降らず、過酷な環境のため、
生命が存在することを許さないような厳しさで、
人が住めるような環境ではありません。


しかし、過酷な暑さを体感したくて、
たくさんの観光客が押し寄せているそうです。
現地の巨大な温度計と一緒に記念撮影するために・・・。


<巨大温度計>

ところが・・・
昨年2023年8月20日にとんでもないことが起こりましたのです。


アメリカ西北部を襲った熱帯暴風雨「ヒラリー」によって
1200年ぶりに1年分の降水量の雨が3時間雨降り注ぎ、大洪水と土石流が発生し、
ふだんは
カラカラに乾いた真っ白で美しい塩の砂漠が塩湖になってしまいました。
なんと、塩の砂漠が塩湖になってしまった!!
死の谷の形態変わってしまった。


また・・・
2022年8月5日にもデスバレーで前例のない大雨 で洪水が発生。
たくさんの観光客が足止めされたそうです。


<2023年8月の洪水で地形が変化:写真は中央日報>


<デスバットが塩湖に:写真はラスベガス日報>


また、もう一つの異常気象が原因で・・・
2016年の春、たくさんの花が一斉に咲く
スーパーブルームが見られたそうです。
砂漠や砂丘がお花畑になった!!
この現象は十分に雨が降った次の年に見られるそうです。

植物の生命力は偉大です。


<デスバレーのスーパーブルーム>

デスバレーの植物たちは死に絶えたのかと見えましたが・・・
眠っていた種が大雨によって目を覚まし、
荒涼とした砂漠に黄色の花が一面に咲きました。


砂漠がお花畑に!!
原因は2015年のエルニーニョ現象による積雪の雪解け水。
この様なデスバレー(死の谷)の異変は気象変動が原因


地球上に起こる様々な異変は気象変動が原因。
暴風雨や洪水、干ばつ、冷夏・暖冬など異常気象の発生件数は、

過去50年間で5倍に・・・地球環境は深刻な状況です。
地球温暖化が進むほど異常気象の頻度や強さが増すと言います。


50年後、100年後の地球はどうなってしまうのでしょう?


ところで・・・
今年2024年1月、バッド・ウォーターで
環境破壊を憂慮していた韓鶴子女史が、世界平和と人類救済のために

この地を清め「地の塩のような義人」が全世界に立ち上がると祈祷されたそうです。


新約聖書のマタイ伝5章13節には、
『あなた方は地の塩であり、世の光である』とあります。
世の中の塩となり、社会の腐敗を防ぎ良い味を付ける働きを成し、
世を明るく照らす光になりなさい
と言う意味です。


『地の塩となり、世の光となる』ごとく、私たち人類はみな、塩のような存在になり、
人の命を活かし光を灯す義人となれるのです。


*デスバレーの写真はすべてお借りしました。