天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

慌てないで!


忙しいという字は、“心を亡くす”と書き、
慌てるという字は、“心が荒れる”と書きます。
漢字って面白いですね。


毎日平和に暮らしている私達が
もし、事故や災害などパニックに陥ったら、
どんな行動を起こすかと考えてみるとき・・・


思い出すのは、映画の「タイタニック号」です。
氷山にぶつかったタイタニック号が
暗い海に沈んでいく映画のシーンです。


右往左往する乗客、
我先に救命ボートに乗る人、先を譲る人、
パニックをよそに音楽を奏でる人たち
そういう極限状態の時に、

人間の本当の姿が見えるそうです。




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こんな話を聞きました。
嵐の中を航海していた船が、

荒れ狂う波と風にもまれ、
乗員は恐怖と不安に陥っていました。


その中でたった一人、
船底の隅で静かに祈っている人がいました。
その人はお坊さんのようでした。


「こんな大変なときに祈っている場合ですか!
甲板に行って水をかき出す手伝いでもしてください!」

と、非難されたのです。


やがて風と波は収まり静かな時が訪れました。
たくさんの人が恐怖から救われたのです。


“たった一人でも人の安全と無事を祈るならば、
その船は沈まない”

と言います。



家庭においても同じ事が言えます。
たとえどんな過酷で悲惨な状況に置かれても 、
たった一人、家族の安全と幸せを祈る人がいるならば
その家庭は守られる
と言います。



恐怖、不安、動揺などマイナスの心は、
マイナスの波動を発し、
マイナスの状況を引き寄せることになるのです。
反対にプラスの波動は、プラスを引き寄せます。


たとえどんな状況に置かれても、
それをどのように受け止めるのか・・・


決して慌てず、動揺せず、感謝で受け止める


いざその場に立ったら、
難しいことかもしれませんが、
静かに祈りたいものです。


そんな柔軟な心を持つならば、
どんな状況もきちんと対処することができ
治めることができると言います。


心を亡くしてはいないか・・・。
心が荒れてはいないか・・・。


きょうも、静かに自分の心を訪ねてみます。