天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

ある雨の日の出来事

突然降り出した激しい雨。
傘を持っていません。
さあどうしましましょう。


とりあえず・・・
雨やどりできる場所で雨が止むのを待ちます。


すると・・・
そこへ見知らぬ人が突然、傘を差し出しました。

「どうぞ良かったらこの傘使ってください。
僕は大丈夫! 傘はいらないから・・・」

傘を手渡すと、その人は雨の中に飛び出して行きました。


*イラストはお借りしました。


・・・というのは、韓国ドラマのよくあるシーン。


さだまさしさんの歌『雨やどり』では、
雨やどりしていた青年にスヌーピーハンケチを貸してあげた女性。
二人は奇跡的な再開を果たします。
親に彼を紹介した日、結婚を承諾されると、
彼女はその場で失神。
気が付けば彼の胸に雨やどり


いずれも、”ドキッ”とする雨やどりです。
ロマンスの始まりです。


雨の日は、思いがけないハプニングが起きそうです。


次のお話も、雨の日に起こったエピソードです。
これもまた、ほっこりするお話です。

ある雨に日、年配のご婦人がひとり、

デパートの店内に入ってきました。

何人かの店員は彼女に気づいたのですが、

何も買いそうにないので、誰も声をかけませんでした。


しかし、若い定員が、

「何かご用がありましたら、ご遠慮なくお申し付けください」

と、丁寧に話しかけました。


すると彼女は・・・

「いいえ、ただ雨が止むのを待っているのです」

と答えると、その店員は椅子を持ち出して、

彼女を座らせました。


しばらくして、雨が止むと店員は、

彼女を出口までエスコートしました。

別れ際に、店員は彼女から名刺を求められました。


それから数か月後・・・

そのデパートに大量の高級家具の注文が入りました。

その担当にあの店員を指名してきたのです。


家具の発注者は・・・

雨の日のご婦人、その町の大富豪でした。


あの日の店員の礼儀正しい親切心に感動したのです。


店員の小さな思いやりが、

大きな利益を彼とデパートにもたらしたのです。

雨の日に起こったエピソードですが、
心は晴れ晴れです。


ちょっとした気遣いや思いやりが・・・
相手の為にしてあげたことが・・・
人の心を大きく動かすというお話です。
奇跡が起こりそうです。

このお話の中に出てくるご婦人は、
アメリカの実業家で ”鉄骨王” と呼ばれた、
アンドリュー・カーネギー(1835年~1919年)のお母さんです。


一介の労働者から”鉄骨王” と呼ばれるまでに成功した、
カーネギーの人生成功の秘訣が気になります。

☂『最大の奉仕や献身を行う人には、

最大のチャンスが訪れる。

見返りや報酬を期待せずに、

喜んで自分から進んで、

与えられる以上の奉仕を行うことだ』


☂『人は受けるより与えることの方が

もっと幸せなのである』


☂『他人を豊かにできなければ、

あなたも豊かにはなれない』


☂『笑い声のないところに成功はない』


☂『財産よりも、もっと尊いのは「明るい性格」だ。

人間の心も体と同じだ。

日陰にいるのではなく、

日光の照る場所に移るべきだ。

困ったことがあっても、

笑いで吹っとばしてしまおう。

さあ、日の当たる場所に出ようではないか!』

雨の日は、思いがけない奇跡が起こりそうです。
そう思っている人には、本当に起こるかもしれませんね。


<インドネシアの写真家Penkdix Palme氏が撮影した                                    貴重な雨やどりするカエルの写真>