天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

やっかいな「昭和のおじさん」


志村けんさん「変なおじさん」
流行った時代がありましたが
近年では・・・

若い人達の間で密かに言われている「昭和のおじさん」


このおじさん、厄介なおじさんなのだそうです。
どのように厄介なのでしょう。
気になって調べてみました。


そもそも、「昭和のおじさん」とは・・・
「昭和に生まれ、バリバリ働いていた40代以上の人」


そして二つ目は・・・
「昭和のモデル的な社会の仕組みを正しいと思っている人」


たとえば・・・
正社員として1つの会社で長く働き続けるべき。
家事は女性の仕事、男は家庭より仕事であるべき。
夫婦と子供2人という家族スタイルが理想的。
父親を尊敬すべき一番偉い人である。


日本は過去50~60年もの間、
トップの号令の下で、
皆が同じ時間と場所で顔を合わせ、
決められた業務や作業を真面目にこなし、
それで成果が出せた時代でした。


この様な昭和の価値観をいまだに引きずっている、
まさに厄介な「昭和のおじさん」



さらに「昭和のおじさん」行動を探ってみると・・・
昭和のおじさんの「行動」の特徴
・すぐ怒る
・部下の話を聞かない
・図々しい
・年功序列が正義
・否定から入る
                                                              昭和のおじさんの「考え方・価値観」の特徴
・プライドが高い
・時代のせいにする
・部下に押し付ける
・男尊女卑
・朝早く来て遅く帰るべき
                                                                  昭和脳はおかしいと言われる理由
・パワハラを正当化する
・自分のやり方を押し付ける
・自分が正しいと思ってる
・新しいことを受け入れられない
・時代に合ってない・古臭い


なるほどね~~
他人ごとではありません。


近年では女性も社会で活躍していますから
おじさんだけじゃなく「昭和のおばさん」もしかりです。


コロナ禍によって仕事のスタイルは
いつの間にか変わっています。


テレワークやデジタルマーケティングを取り入れ
時代に併せて成長する企業もあれば、
相変わらず、旧態依然のやり方を手放せない企業もあるそうです。


この旧態依然のやり方から抜け出せないでいるのは
どうやら「昭和のおじさん」


20代、30代の若い社員が新しい提案すると・・・
「そんな面倒くさいことはしなでいいんだよ」
「今まで俺たちはこの方法で成果も出してきたんだ」
「頼むから余計なことはしないでくれ」


昭和脳は・・・
「仕事は辛くて当たり前」
「会社の為に身を粉にして働く、自己犠牲は当然」
「愛情があればパワハラも許される」
「目上には敬い、下には何をやっても許される」
「朝早く出勤、残業は当たり前」
「時差出勤、男性の育休は理解できない」


職場にこんなムードがあると・・・
未来志向で成長したい人は危機感とストレスを抱え
社内のモチベーションは下がりっぱなし
若い人材は育たない
若くて優秀な人材を損失します。

 



ところで・・・
それを裏付ける驚きのデーターがあるんです。


世界最大のオフィス家具メーカー、スチールケース社は、
世界20カ国1万4903人を対象に、
従業員のエンゲージメント(仕事に対する意識・愛着・誇り・貢献度)職場環境の関係を調査したそうです。


その調査結果によると・・・


なんと!!
日本のエンゲージメントと職場環境の満足度は最低!
職場の人間関係は日本が最下位!


(図表*お借りしました)↓↓


<エンゲージメントと職場環境満足度の対象国比較分布図>




これは大変です!!
本当でしょうか? 信じられません!


これを改善する方法ってあるんでしょうか・・・


組織変革の専門家である沢渡あまねさん
次のように言っています。

「職場のギスギスを未来志向で解消していくためには、若い世代に照準を合わせて組織をアップデートしていく。

それしか方法はありません!」

                                                   人は年を重ねると保守的になります。

男性だけでなく女性もその傾向があります。

                                                                 

世代間の価値観のズレ(ジェネレーションギャップ)は、年々大きくなっていると言えるでしょう。

                                                    これからの組織やマーケットを作っていくのは

間違いなく若い世代です。

                                                        <Ⅹ世代、Y世代、Z世代>

ベビーブーム世代 = 1945 – 64 年ごろの生まれ

X 世代 = 1965 ~ 80 年ごろの生まれ

Y 世代 = 1980 ~ 95 年ごろの生まれ

Z 世代= 1995~2010 年生まれ

                                                        仕事のやり方やコミュニケーションの仕方は 

Z世代に寄せていくのが健全です。

                                                        Z世代は、デジタルネイティブ世代

デジタルツールを使い情報の受発信を行い、                                  素早くコラボレーションするスキルやマインドに長たけている。

                                                         

「なぜそうなのか?」と疑うマインドを持っている。                                                      組織や仕事が社会にどう貢献しているかを考える傾向もある。

                                                        そのようなオープンなマインドとスキルを兼ね備えたZ世代に、ものの見方、考え方、働き方を合わせていったほうが、

間違いなく組織は前向きに発展します。


<Z世代:20代から10代>


なるほど~~
Z世代は日本の希望・宝ですね~~!!


40代に入ったら・・・
自分は保守的な年齢だと自覚する必要があるそうです。


気持ちは若く見た目が若くても、
加齢にはそう簡単に抗えません。


自分が培ってきた価値観とは違う 
“新しいモノ” について行けず、
理解できない物事を見下しがちだそうです。


社会の風潮や流行は時代とともに変わるもの。
人間は変化に適応していく必要があります。


ベビーブーム世代からX世代のさらに厄介な
60代70代のシニアは
「昭和のおじいさん・昭和のおばあさん」となります。


我を主張せず「老いては子に従え・孫に従え」が良さそうです。



【余計なお世話の補足】
もし現在「昭和のおじさん」で苦しんでいる方への提案
「昭和のおじさん」への対処法😓

・真剣に聞いている素振りで適当にあしらう
・第三者に相談する(弁護士など)
反面教師にする(自分はあんな風にはならない、と強く思う)
・放っておく・スルーする
・とりあえず従っておく



参考抜粋:
・出典=STEELCASE グローバルレポート 
世界の従業員エンゲージメントと職場環境実態
『なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか』より
・日経ビジネス
・PRESIDENT
・恋愛心理DiVi