天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

蔵に入った泥棒さん~愛と許しで~


『腹を立ててはいけません。
何に腹を立てるか、それ次第で人間の大きさが決まってしまいます』


ある書物の中にこんな話がありました。


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真夜中・・・
ある家の米蔵に一人の貧しい男が忍び込み、
米俵をひとつ肩に担いでこっそり蔵を出ようとしました。


ところが・・・
運悪く蔵を出ようとしたところで
家主に見つかってしまったのです。


明かりを顔に突きつけられた泥棒は、
観念して小さくなっていました。


家主が言いました。


「こんな夜中に、泥棒までしなければならないあんたは可哀想な人だ。
子どもに食べさせる明日の米もないのだろう。
いいからこっちの大きいほうを持って行きなさい」

と、泥棒の肩に米俵を乗せてあげました。


そしてさらに


「足元も危なかろう。この明かりも持って行きなさい」
と、泥棒を見送ったのです。


それから何年か経たある日、
家主のもとに差出人不明の手紙が送られてきました。
中にはお米のお礼と一緒に大金が入っていたそうです。                
                  


次のような様な名言があります。


『相手の立場を理解し、
相手を包み込んであげる寛大な心をこちらが持っているなら、
相手は素直に自分の非を認めることができるのです』


『怒りは、私のビジョンを曇らせ、
血液を汚してしまう』


『礼儀正しく、決して腹を立てない人物は、
まさに大物にふさわしい人です』


明日は・・・
きょうよりもっと大きな愛と許しの心で、
周りの人を見つめてあげられますように・・・。