天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

ありのままの自分と向き合って生きる


イソップ物語の中に『ライオンの皮をかぶったロバ』
という話があります。


ロバがライオンの皮をかぶり
動物たちを震えあがらせながら歩いていた。
キツネをみかけたロバは
「こいつもおどかしてやろう」と
いななきながら近づいたところ.…
キツネはロバに言った。
「お前が声を出さなければ、おれだってだまされたさ」


この寓話にはどんな教訓が考えられるでしょうか?
加藤諦三さんと酒井雄哉さん、

お二人の著書から抜粋してみました。


🌸加藤諦三(社会心理学者 )

・どんなに着飾っても、             日常の生活の習性がふとしたところで表われる。

身についたものは良きにつけ、悪きにつけ、    無意識のうちに表われる。

                                         

・どんなに大きなダイヤモンドを付けていても、

日頃の鍛練がなければガラスと同じで、      かえってみっともない。

                                         ・自信がない人はライオンの皮を着けたがる。

それがダイアモンド、地位、称号、凄い高級車、  大きな別荘などである。

しかし、見る人が見ればライオンの皮の後ろに、  自信のなさが見える。


だから、それらのものをもっていない人よりも、

かえってみすぼらしく見えるのである

自分のしている仕事に、生活に自信があれば、

そんなものを無理してまとわない。


🌸酒井雄哉(天台宗大阿闍梨)

人生は見えている世界だけではないからね。

大事なのは人からすごいと言われることじゃない

人間は金持ちでも貧乏でも、

頭が良くても出来が悪くても、誰でもいつかは死ぬ。


大事なのは、今の自分の姿を自然にありのままにとらえて、命の続く限り、本当の自分の人生を生きることなんだな。


『ライオンの皮をか被ったロバ』をYouTubeからお借りしました。↓↓↓



イソップ物語【語り】- ライオンの皮を被ったロバ