他人の痛みを教える
4世代10人の家族、
韓国と日本の国際家族。
2歳から91歳のドタバタ家族。
「うらやましいわ~」
なんて言われるけれど・・・
言葉や習慣、年代の違いで、
実は、大変なんです。
「なんと幸せ~!!」
な~んって思っていると・・・
孫が発熱した!
新型コロナウイルス!
すごく心配になる。
「足を捻挫した! 松葉杖になっちゃったよ~」
「おでこを怪我して、目も紫色に腫れちゃった!」
娘たちの子育てを見ながら
私は、お陰様で毎日が感動の連続。
自分が子育中には感じなかったこと、たくさんある。
先日、2歳になったばかりの孫が
テーブルに頭をぶつけて大泣きした。
「痛い痛いの飛んで行け~」
と、抱きしめて頭をなでてあげた。
私が子育ての時はこの様にしていた。
しかし、そこで終わってはいけない、
他人の痛みも教える良いチャンスである。
「痛い痛いの飛んで行け~」
と孫を抱き頭をなでながら
「このテーブルも痛かったんだよ~」
と言ってテーブルもなでる 。
すると、どうだろう・・・
孫は泣きやんだ!
なんと、孫も私と一緒にテーブルをなでていた!
自分の痛みと同時に、他人の痛みも教える 。
こんな大事なこと今まで気が付かなかった。
「子育て奮闘中には、気持ちに余裕がなかった」
と私は言い訳した。
自分の痛みに大騒ぎして、
傷つけられた相手の痛みに気がつかない。
孫を通して教えてもらった。
(2021年記)