天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

お年玉セレモニーと孫たちの夢

ブログにアップできなかったお正月記事を紹介します。
我が家が毎年行っている、お年玉セレモニーです。


正月元旦、おせち料理を頂いた後は、
楽しみにしている恒例の「お年玉セレモニー」です。


はじめますよ~~
皆様お集りくださ~~い。

16歳から4歳までの6人の孫たちが
今年の抱負や自分の夢を発表します。


あれっ?
今年は、年齢順ではなくお年玉の欲しい順になっているようです。


みんなの視線を集めて・・・
まず最初は長女の三男(10歳)です。
「勉強頑張ります!」
今年6年生になる彼は
お兄やんと同じ私立中学を塾にも行かないで目指しています。
彼はゲーム機が欲しいために、
密かにお小遣いを貯めているしっかり者。
おじいちゃんに頼まれた庭の植木の水やり1回100円を・・・。


「僕は、宇宙の勉強をもっと頑張ります!」
と昨年に言っていた「博士」と言うあだ名の長女の長男(16)は、
今年は「物理の知識を深め大学を目指します」
彼は昨年11月に東京都主催の『多文化共生海外派遣』に学校から代表でフランス行ってきたばかり、
たくさんの人の前で堂々と手話で自分の意見を発表していました。
今後の活躍を期待しましょう。


続いて次女の長男(14歳)は・・・
昨年「僕は学校に行きます!!」と発言しました。
今年は「勉強しなかったので、今年は勉強します!」
彼のあだ名もまた「博士」です。
時々、学校に行くASDの彼は、川の生き物が好きで、
彼が飼育しているサンショウウオが何度も脱皮して大きく成長しました。
最近、大人とも話すようになり、
パソコンの向こうにはたくさん彼のゲーム友達がいます。
「地震のゲームを石川県のお友達に送ったら本当の地震になっちゃった!」
おかしなことを口走っています。
この日は地震のあった石川県の友人
地震のデーターも見ながらずっと話していました。


続いてシャイな長女の次男(14歳)は下を向いたまま
一言・・・「え~~と、僕も頑張ります!」
何を頑張るのかと聞かれましたが答えません。
卓球クラブに所属しながら勉強も頑張る成績優秀な子なのです。


そして、長女の四男(5歳)は・・・
一番元気がいい子なのに、なぜか恥ずかしくてお兄ちゃんの付き添いで、
「お兄ちゃんと小学校に行くので・・・頑張ります!」
彼は今年4月からは小学生になります。


最後は・・・次女の次男(4歳)です。
今年も待ってましたとばかりに、大きなはっきりとした声で
「運動 頑張ります!!」
彼は、昨年からサッカーを始めました。
ボールを蹴るより先に転倒、ボールに遊ばれています。
身体は小さいけれど足が速くかけっこは一番。
足が速いことは今後に期待できそう?


続いてのセレモニーの最後は・・・
婿さんと娘達にも主人からお年玉が渡されました。
仕事や家事・子育てに苦労や悩みの多い
身体のデカい元子供たちにも・・・。


そして・・・
主人が私の名前を呼びました。
なんと! 私にもお年玉をくださるらしい・・・。


突然だったから言葉が見当たらない、孫たちにならって。
「私は・・・今年も・・・健康で頑張ります!」


みんな大爆笑・・・
なぜみんな笑うの??


今年は私もお年玉をいただきました。
それだけでも感動しましたが、もっと感動したことがありました。


なんと、お年玉袋が主人の手作りでした。
人数分の10枚が折り紙で丁寧に折ってありました。
お年玉袋を買いそびれたとのこと・・・


<手作りお年玉袋>

祈りが巨大なパワーになるとき

能登半島地震での1月5日に公表された石川県の被害者は、
死者84人 安否不明者242人 負傷者305人


生き埋めの人の生存率が大幅に下がる72時間が既に経過している。


でも・・・
今もこの時間、がれきの下で救助を待っている人がいる。
がれきに挟まれ身動き取れず、呼吸すら難しい人もいる。
「助けて!」の言葉も出ない人だっている。


災害や事故!
絶対に悲惨に思ってはいけない。
負のパワーを呼んではいけない。
私にもあなたのもできる救助と救命の援助がある。


テレビにかじりついて・・・
「救助犬頑張って!」と叫びたけど・・・
「なんとか助けてあげて!」泣きたいけど・・・
「どうしよう!」手をこまねいている場合じゃない・・・
「しかたないね」と諦めている場合でもない!


そうじゃない!
これは映画でもドラマでもフィクションでもない。


今、私にもできることがある!
被災地から遠く離れている誰にもできることがある・・・
今、ここで出来ることがあるんです。



そうです! 


祈ろう!
みんなで祈りましょう!


一人より10人で
10人より1000人で
1000人より10万人が祈ったら・・・
一億人が祈ったら・・・
たくさんの命が助かるんです。


祈りは時間と空間を超越して巨大なパワーになる。
祈りは神様から人間だけに与えられた能力、超能力です。


荒れ狂う海のど真ん中で、
一人でも船の安全を祈る人がいるその船は沈まない


家庭で一人でも家族の幸せを祈る人がいれば、
家族は守られるというではないですか。


全人類が世界平和を祈ったら・・・
祈りは巨大なパワーになる・・・
あの戦争だって止められるんです。


今宵、頭を垂れ静かに目を閉じて祈りましょう。


昇り龍のように勢いよく活気あふれる年

2024年(令和6年)は辰年。
昇り龍のように、勢いよく活気あふれる年


2024年の干支は「甲辰(きのえたつ)」
たつ(辰、龍、竜)は、干支の中で、

最も縁起がよい空想の生き物。


水中に棲むとされ、なき声で嵐や雷雲を呼び、
竜巻となって昇天し飛翔します。
成功や発展、勇気や挑戦を象徴。


古代中国の四方を守護する役割を担うとされる
四神の一つ「青龍」は、鹿の角と蛇の尾を持つ聖なる龍で
川の流れを表しています。
太陽が昇る東の守り神で、
物事を成長させるパワーをもたらしてくれます。


東京都稲城市の元旦は快晴。
早朝6時頃・・・

たくさんの人がご来光を拝むために
日の出スポット(見晴らし緑地)に向かいます。


私達家族は・・・
今年も次女のマンションベランダから6時53分にご来光。


2024年のお天道様に何かを願うな 
何かを誓おう!!


<2024年のご来光:6時53分 東京都稲城市>


泣きたいときには泣けばいい~美しい老い~

🎵ぺったんこ それ ぺったんこ
おもちをつきましょ ぺったんこ
ぺったんこ それ ぺったんこ
ぺったんぺったん ぺったんこ🎵


介護施設の庭に、童謡の ”もちつき” の歌が聞こえます。
93歳の母も、車いすに座って身振り手振りで皆さんと一緒に歌っています。


きょうは、母が入所している介護施設の「お餅つき」
招待された2名のお相撲さんと幼稚園児がお餅をついてくださいました。


餅つきのリズムに合わせ・・・
「よいしょ~」「よいしょ~」
全体が一つになって掛け声をかけます。
お相撲さん二人の息の合った餅突きと漫才のような会話に大爆笑。


<お相撲さんと園児の取り組み>

施設のスタッフさんが私に言いました。
「お母様も、よくお餅をついたとおっしゃっていましたよ~」


確かにそうです。
信州で暮らした昔のことは忘れていない母。


両親は毎年暮れになると、夫婦で臼と杵で餅を突いて、
鏡餅や冬の間食べるし餅の準備をしていました。
子供の私たちは、その様子を傍らで眺めていたものです。


市販のお餅より、臼と杵で作ったお餅は、
滑らかで舌触りがよくお箸で長く伸びました。




ここ介護施設の餅つきは、コロナの為に数年は中止していました。


今年再開しましたが・・・
ちょっと違った風景を感じました。


以前は突きたてのお餅を ”きな粉餅・あんころ餅” にして
お相撲さんや幼稚園児と家族の皆さんで一緒にいただきました。


母は、お餅をお相撲さんの口に運んで食べさせてあげていました。
結局、自分は一口もお餅を食べずに・・・
昨日の事のようですが、もう6年前になりました。(下の写真)


しかし・・・
今回、施設では出来上がったお餅を食べることはしませんでした。
普通食も難しくなり誤嚥を心配した施設の配慮です。


コロナ禍の前・・・
介護施設のグループホームやデイサービスの皆様とは
月一回のフラワーアレンジメントでお会いしていました。


今年10月に面会も解除され、
皆様としばらくぶりにお会いしました。
皆さん何だかちょっと元気がない。


月日の経過は高齢化をさらに進め、
要介護度も上がり車いすの方も増えました。
亡くなられた方も・・・


ちょっと悲しいです。


私を見て嬉しそうに振舞う認知症の母も
やがて私の顔も忘れてしまうでしょう。


これが老いと言うもの・・・
美しい老いなんです・・・
悲しいことではないんです・・・


そう言ったら・・・
「泣きたいときには泣けばいい」
誰かが耳元でささやきました。

エチオピアの子供たちに愛と夢を~平和の祈り~

『第4回エチオピアクリスマスチャリティーコンサート』
~エチオピアの子どもたちに愛と夢を~

今年も開催しました。


主催は一般社団法人日韓・エチオピア友情の会。
後援はエチオピア連邦民主共和国大使館。


日韓・エチオピア友情の会では、
過酷な環境と内戦続く干ばつにより、
親を失ったエチオピアの子供たちの為
孤児院建設プロジェクトを推進してきました。


<第一部は開会セレモニー>
エチオピア大使の祝辞・寄付金伝達・平和の祈りがなされました。


エチオピア大使のデメ・ムレーダ・メデルサ全権大使が祝辞で・・・
「日韓エチオピアの三国間の人と人とのつながりを大事にし、
エチオピアに対する貢献に感謝します」
と述べました。


寄付金が友情の会、会長の李ヨンウさんからエチオピア大使に渡されました。


<写真はお借りしました>


今もなお・・・
エチオピアのみならず世界各地で戦争や内戦で
たくさんの命が失われ、子供たちが犠牲になっています。


”聖フランシスコの平和の祈り”が紹介され、
全体で黙祷と世界平和のための祈りが捧げられました。


<第二部はクリスマスコンサート>
トリオアンサンブル&ソプラノで
クリスマスに相応しい美しい名曲が披露。

<聖フランシスコの平和の祈り>

主よ、わたしを平和の器とならせてください。

憎しみがあるところに愛を

争いがあるところに赦しを

分裂があるところに一致を

疑いのあるところに信仰を

誤りがあるところに真理を

絶望があるところに希望を

闇あるところに光を

悲しみあるところに喜びを。

                                                       ああ、主よ、

慰められるよりも慰める者としてください。

理解されるよりも理解する者に

愛されるよりも愛する者に。


それは、わたしたちが、自ら与えることによって受け

許すことによって赦され

自分のからだをささげて死ぬことによって

永遠の命を得ることができるからです。

余談になりますが・・・
この”平和の祈り”は祈祷文として有名です。


貧者のための奉仕活動に携わってきたマザー・テレサは、
彼女の修道会でこの祈祷文を毎朝唱え、
ノーベル平和賞授賞式においても、
聴衆に唱和を呼びかけたそうです。


南アフリカでアパルトヘイト政策に対して非暴力抵抗を行い、
ノーベル平和賞を受賞した
デズモンド・ムピロ・ツツ大主教も、
この祈祷文を愛唱していたそうです。


参考:聖フランシスコ1181~1226)
イタリアのアッシジで生まれ、清貧と奉仕の生活を実践し、
愛と瞑想の神秘家としても知られる聖人。
キリストのように生涯を生き、

神と共に生き人を愛し自然をこよなく愛した。