天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

「親」という漢字は木の上に立って見る?


「お母さんどうしよう!どうしたらいい?」
時々、娘からSOSが飛び込んで来る。


そんな時、どう返事したらよいのか。


「ああしたらいい、こうしたらいい」
と、ついつい言ってしまいがち。


しかし、アドバイスは、
あくまでも、アドバイスに過ぎない。


どんなにまともで立派なアドバイスも、
娘にとってはただのアドバイス。
「ああしたら?」                                             「こうしたらいいんじゃない?」


そんな言葉は、                                                  娘の耳をかすめていく雑音のようだ。                                 馬耳東風、馬の耳に念仏となるだけ。


だから、娘の心には響かない。                                          響かない言葉は結果を見いだせない。



自分で体験し、                                               転んで傷ついて、                                            自分が泣いて苦しんだところから培ったもの、                                  悟って得たもの、それは何よりも尊い。


決して娘を見放すわけではない。                                        静かに見守ってあげたい。
貴重なものを得させるために。



私が、やるべきことはただ聞いてあげること、
「うんうん」
「そうなんだ~」


娘の苦しい思い、辛くて不安な思いに寄り添ってあげる、                             ただそれだけでいいと思う。


で、次は・・・


「それで、あなたはどうしたいの?」                               と聞いてみる。
自分で考えさせる・・・
自分で選択させる・・・
これが大事なんだと思う。


そうしたら・・・


「こうする!」「こうしよう!」                                       と答えは娘の口から出てくる。


「そうだね!お母さんもそう思うよ!」                                                                                    背中をポンと押してあげればいい。
これでいいのだと思う。


親は自分の経験上、                                             子供には危ない橋を渡らせたくないもの。


だから子供が失敗しないように、                                       ああだこうだと子供に忠告して、                                         なかば強引にこちらの考えを押しつけてしまいがち。


だから、適当な距離感を持って                                         子供の気持ちに寄り添ってあげるだけで、                                   自らの道を歩み出すものだと思う。


そう願いたい・・・
そう信じたい・・・



「“親”という漢字は、                                 木の上に立っていないと見えはい」
と聞いたことがある。


なるほどと思いますが、                                             実はこの語源正しくないそうです。


でも、「親は木の上に立って子供を見る」                                    この方が私には納得がいきます。


親は木の上に立っていないと子供が見えない。                                木の上に立って子供を見てあげたい。


では「木」とはいったいなに?


あなたにとって「木」はなんですか?



「魚を釣ってあげるのでなく、                                釣り方を教えてあげる」                             こいうい親の姿勢も大事ですね。


「転んだっていい、立てばいいんだから・・・」                                


「いろいろやり散らかしたっていいんじゃない。                                  人生長いんだから・・・」


こんな言葉が必要な時もあるのです。