無理して、ひがんで、いばってた!
「無理せず、急がず、はみ出さず、
力まず、ひがまず、いばらない」
酒井雄哉さんの著書の中の、こんな言葉で救われました。
先日、「読書会」というサークルを新たに立ち上げるから、
お試しで参加しないかと誘われて、行ってみました。
最近このような「読書会」が、企業や大学、サークルなど
さまざまなところで行われていると聞いていました。
とにかく「褒める」をモットーにして、
参加者の絆が深まり、とても良いと聞きました。
行ってみると・・・
50から70歳くらいの女性が5人が集まっていました。
それぞれ、自分が読んで感動した本を、
2、3冊持ち寄っていました。
一人づつ順番に、本のあらすじと感動した内容を紹介します。
何年も「読書会」に参加している方もいれば、
良いと紹介された本は、すぐに図書館に行って借りる。
新刊書は予約し、1ヶ月も待つ人もいました。
とにかく本が大好きな人の集まりでした。
「本は楽しいよ~、視野を広くするのよね~」
皆さん、読書が好きで好きで生き生きしていました。
最後に、私は尋ねられました。
「あなたも次回参加しませんか?」
何故か私は、良い返事ができずに、言葉を濁していました。
こんなに素晴らしい会なのに・・・、
なぜだろう?
皆さんの、発表が聞きずらかったこともあるけれど、
何故か気持ちが乗って行かない。
重い気持ちを引きずって家に帰りました。
どうなってるの? 私・・・。
自問してみました。
偉そうにしていない?
人と比較していない?
自分が正しいと思っていない?
無意識な要求や期待をしていない?
感謝を忘れていない?
次の日、美容院に持ち込んだ本を読んでいたら、
酒井雄哉大阿闍梨さんの言葉が、目に飛び込んできました。
「無理せず、急がず、はみ出さず、
力まず、ひがまず、いばらない」
「なあ~んだ! 私って・・・、
無理していた、急いでいた、はみ出していた、
力んでた、ひがんでた、いばっていた」
そう思ったら何だか気持ちが軽くなりました。
「来月の読書会に参加してみよう!!」