天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

「いただきます!」と言う美しい習慣とは?


”たとえどんな小さな命でも救う” という 
前回のブログ記事から、
ふと思い出したことがあり                                      当たり前となっている習慣について考えさせられました。



それはちょうど20年前・・・                                          アメリカ宣教中の出来事です。                                 


アイオワ州の中心デモインにある                                                    大きなキリスト教会の牧師さんをお訪ねしたときのこと・・・


牧師さんと話していると・・・
目の前をうるさく飛び回る虫がいました。                                  蚊ではなくもう少し大きなアブかコガネムシ?


すると・・・


牧師さんはとっさに虫を手でキャッチ。
それを床にたたきつけ、                                              逃げる虫をさらに追いかけて、                                靴でバンバンと・・・


そして・・・                                           靴で虫を磨り潰しました。                                            まるで靴でたばこの火をもみ消すと同じように・・・


その瞬間、私は凄く驚きました。                                        今でも鮮明に覚えている牧師さんの仕草と                                    ピカピカの黒い革靴。


彼は信徒300名規模のキリスト教会の牧師さん。
常に笑顔で穏やかな温厚な方でした。


日曜礼拝にお邪魔すると、
彼は喜んで全体の前で私達日本人宣教師
紹介しました。



説教台で「愛と平和を語り、アーメン」と言う牧師さんに                                                                   特別なイメージがありましたから、
そのような立派な牧師さんの                                        虫を殺す凄まじい姿は想像できなかったのです。


(ただし、これは20年も30年も昔の私です)


こんな私も子供の頃は・・・                                                          捕まえたカブトムシやセミ、トンボ、蝶が                                         翌日、死んでしまって大泣きした時代がありました。


ところがところが・・・                                              今の私はどうでしょう・・・


決して虫を殺す牧師さんを批判はしません!                                    非難はできません!


なぜなら・・・                                                 私は、それ以上のことを                                       日ごろ平気でしているのですから。                                          


冷蔵庫の中で肉や魚を平気で腐らせ                               青梗菜を黄色に変色させています。 


魚や牛や豚の肉だって平気で食べます。
主犯ではないけれど共犯になります。 

                                               
さらに・・・                                         蚊やゴキブリ、蟻も、殺虫剤で殺虫します。                                   (できるだけ子供が見ていないところで)                                   



小さな虫の一匹も殺傷できない人からしたら                                   ホラー映画に近いです。(ちょっと大げさです)


余談ですが・・・                                          毎日、飛び込んでくる恐ろしいニュースは、 
ホラー映画以上の恐ろしい現実・・・。                                                                     


話しを元に戻しますと・・・                                                      実は・・・


野菜も肉も魚も・・・
地球上の全ての万物は・・・                                       人間の為に神様が与えてくださったもの。


人間は ”万物の尊い命”をいただいて生きてる・・・
肉や魚、野菜や果物の「命」を、                                   自分の「命」にしています。


毎日、当たり前にしている挨拶
無意識にしている食事時の習慣
「いただきます!」
「ごちそうさまでした!」 
                                  

「ありがとうございます!」

                                   
手を合わせて ”命” に対して敬意を表し感謝して、                                           食事を作った人にも感謝する。 



感謝の意味なんですね~~。
 
日本人が当たり前にしてる習慣                                  美しい習慣なんです!