天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

真夏のミッション~ハコネサンショウウオを捜せ!~


「僕は、家でミジンコとアカハライモリを飼っています!」
自己紹介した次女の長男(中学1年)。
クラスのみんなからドッと笑われて
へこんでしまいました


その後、大切に飼育していた「アカハライモリ」が、
水槽から飛び出して死んでしまったのです。


彼にとっては不幸続き・・・


ギョッとする生き物や魚ばかりを飼育している孫。
でも、いつしか孫の趣味や願いに寄り添って
協力してあげようと思うようになりました。


東京都下、私たちの住んでいる武蔵野には、
コンコンと湧水があり水車が回り
も飛び交う里山の風景が残っています。


エビ、アブラハヤも彼が小学生の時、
近くの川から捕まえてきました。


(東京都稲城市上谷戸親水公園)


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「夏休みになったら長野県に行って、
ハコネサンショウウオを捕まえるぞ~~!」

そんな孫の願いを受けて、
一泊で長野県川上郷へ。


「ハコネサンショウウオを生かしても持ち帰える!」
真夏の厳しいミッション開始!!




ミッション1日目


早朝5時、東京出発。
目指すは、千曲川の源流、水のふるさと
川上郷の金峰渓谷、唐沢の滝


『雲も、川も、植物も、動物も、全て山から産まれてくる』
~信州川上郷のパンフレットより~


(ふれあいの森キャンプ場から屋根岩を望む)




40分ほど屋根岩パノラマコースを登って行くと、
白樺林の中でチョロチョロと水の音がしてきました。
千曲川の源流です。



屋根岩はロッククライミングのメッカだそうです。
目を凝らして見ると赤や黄色のクライマーが、
岩にへばりついていました。



この日、長野県内では気温30度以上のようですが、
ここは自然のクーラー、空気も水も冷た~い!






岩の下に居そうです。
足と手が冷た~~い!









1匹捕まえた~~~!
ハコネサンショウウオ(両棲類)
体長10センチ、意外に小さいね・・・




3歳の孫は石集め?


ママ~~! お腹すいたよ~~!







(金峰山荘にステイ)



ミッション2日目
キャンプ場近くの小さな川で、イワナを二匹を捕獲。
童心に返った主人と孫がつかみ捕り
イワナにしては、これもサイズが小さい。



(イワナつかみ取り)





「ハコネサンショウウオを生かして持ち帰える!」

25度を越える水温は、死につながる。
2匹だけ持ち帰ることにし、アイスボックスに入れ、
エアーを送って、ロックアイスを入れ水温を管理しながら、
一目散で東京へ帰ります~~。


野辺山高原の、高原野菜畑を横目で見ながら
涼しい風の中を走ります。


(野辺山高原にてアイスクリーム休憩)



家に無事到着!


家の中ではワインクーラーに移して飼育
水温16度キープ


飼育法は、孫が1年かけてネットなどで検索し
研究し、準備してきました。



1年前(小6年)に同じ場所で捕まえたサンショウウオを
日光にいらっしゃる篠崎尚次教授(日本両棲類研究所)
写メールでお訪ねしたら、

長野県に住むサンショウウオは
ほとんどハコネサンショウウオだと
教えていただいたらしい。




「ハコネサンショウウオを生かしても持ち帰える!」
ミッション無事完了!!


お祖父ちゃんの活躍も大きかったですね!
お疲れ様でした!