天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

心の杖を持っていますか?


自分の身体を支えてくれるもの・・・                                                                                         それは、「杖」「ステッキ」「護法の杖」「ピッケル」・・・。


しかし、自分の心を支えてくれる杖はあるのでしょうか?


「逆境の時に、                                           自分の心を支えてくれる “杖” をもっていますか?」                                        と尋ねられたら一瞬、考えてしまいます。


難しい対人関係、困難と挫折、
不幸な出来事、ストレス・・・。                             心が折れそうになることはたくさんあります。


そんな時・・・                                     悩みや不安な心に安心や勇気を与え、                                    前向きな気持ちにさせてくれる                                    「心の杖」というものがあるというのです。


酒井雄哉著『続・1日一生』の中に                                                        『人生にも「心の杖」を持とう』というお話があります。

千日回峰行では、500日を満行してから、                                                歩くときに杖を持っていいことになっている。

行者スタイルにつきもののあの杖、                                                  アクセサリーみたいに見えるかもしれないけれど、                                                あれは「護法の杖」といってね、                                                   すごく役立つものなんだよ。

                                                                 山を登っていくときにはぐっと杖をついて、                                               テコの原理の応用で、登るのがぐっと楽になる。                                                  坂を下っていくときには、

重力に任せてどんどん降りていくと、                                      ひざに負担がかかって、

関節をやられちゃったりするでしょう。

そこで杖を使って重心を杖に置くようにする。                                                すると足の負担が軽くなって、                                                      無理なく坂道を降りていけるんだ。

                                                           山中では獣にも出くわすでしょう。                                                          イノシシ、鹿、サル・・・・。                                          でも長い杖を持っているおかげで、                                                  身の危険を感じることも少なくなった。                                              サルは長いものを持っていると

あまり寄ってこないからね。

                                                               杖と共に歩くうち、杖に助けられることも多くて、                                              だんだんと杖を手にするだけで、

力が湧いてくるようになった。

出かける時に、

「きょうも頼んだぞ」と声をかける、                                             まさに「護法」だな。

                                                                         人生にも、心の中に

そういう支えのようなものを持って過ごすと、                                      辛い道のりも案外、

楽に歩いて行けるのかもしれないよ。

                                                                僕にとっては、心の中の仏さんの存在だけれど、                                            何でもいいから何か心に浮かべると、                                                      元気が出てくるもの、                     あったかい気持ちになるもの、                                                  そんな「心の杖」を持つといいんじゃないかな。                                   


あなたの「心の杖」はどんな杖ですか?                                また、誰の「心の杖」となっていますか?                                      私たちは、誰の心を支える存在になっているのでしょうか?