”夫は無口で、柳の枝ような人”
かつて、こんな夫の性格をブログに書いた気がします。

それに付け加えて・・・
夫は私の ゴミ箱？　掃除機？

「きょうね、〇✖ ▽だったの」
「それでね、〇▽✖ になったのよ」と、
私は夫に一日の出来事を終始報告します。

時々、愚痴や不満も夫にぶつけて
「またやっちゃった！」と反省してばかり。

「ねえ～これってどう思う？」
「どうしたらいいのかな～～」
「ねえ、ねえ～どう思う？」と、
夫に意見を求めるのですが・・・

「こう思うよ。こうしたらいい、ああしたらいい」などと
夫は自分の意見をあまり言いません。

ただ黙って聞いているのです。

「ねえ～聞いてるの？」と、けしかけても・・・
「聞いていますよ」と、言うだけ。

だから時々思うのです・・・

私は夫を私のゴミ箱や掃除機にしていないか・・・

私がポイポイ出したゴミを受け止める "ゴミ箱"
私の出したゴミをグングン吸い込む "掃除機 " 

「おいおい、そんなにゴミを出すなよ！」
「やめてくれ～～」などと文句も言わず、
故障もなく、性能が良い掃除機かもしれません。

だから・・・
私の周りはいつも、
掃除され綺麗になっているんだなと・・・

そのおかげで、私は元気でいられ、
幸せなんだと。

しかし・・・
こんなおしゃべりな妻を持った
夫はどうなんでしょう・・・

人間って不思議なもので
自分が元気だと、なんでもできる。
なんでもやってあげたくなります。

こうやってブログも書けるし、
人にも優しくなれ、励ましてあげたくなります。

「人」と言う字は・・・
人と人が支え合っている文字・・・
支えたり支えてもらったり・・・

ところがこの解釈（金八先生の名言）は間違っているとか。
人が立って歩いている様子を表したものだそうです。

でも、私は ”人と人が支え合う”と解釈したいです。

＜画像はお借りしました＞

最近、ある「人生相談」の記事に目が留まりました。

「他人の重要な秘密を知ってしまったら、
苦しくなるのですが、どうしたらよいですか」
と言う相談です。

他人の重要な秘密を知ってしまったら、
たいていは、一人で抱えきれなくなって、
誰かに秘密をしゃべりたくなるそうです。

「絶対に秘密だからね！」
という秘密の約束ほど守られることは難しいですよね。

それをしゃべるかしゃべらないかは
その人の人格と比例するのだそうです。

しゃべらない人は・・・
判別ができる人、無駄口が少ない人、
不安が少なく人格が安定している人だと言います。

もし、しゃべりたくなったら・・・
「話す相手の人格を見極める」ことだそうです。

秘密を燃焼させるに耐える人格者か・・・
毒を消化できる酵素を持っている人格者なのか・・・

つまり、自動燃焼装置や自動消化装置を持っている
「スーパーバイザー」のような人格者に話したらよい
と解答していました。

なるほど、そうなんですね・・・

私は夫をゴミ箱、掃除機にしていましたが
実は、私の ” スーパーバイザー " だったのです。

＊スーパーバイザーとは、ビジネス用語で
「監督者」「管理者」「上司」などを意味します。