天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

自分を高めてくれる真の親友とは?

「ねえねえ~お祖母ちゃん! 僕ね お友達17人できたの!」
4月小学校生になった孫が私に言った。

「あら~~すごいね~~ クラスは何人クラスなの?」
「う~~とね、20人!」
「えっ⁈ 20人? たったの20人なの?」(昭和生まれ昭和育ちの驚き)
「なぜ、他の人はお友達じゃないの?」
「だって、まだお話したことないもん」


なるほどね・・・
入学して1週間で17人のお友達ができたなんてすごい。
孫のコミュニケーション力に拍手を送りたい。


新しい環境に入って新しい人と接することには抵抗を感じやすい、
特に人間関係は難しいく、さらに友達を作ることはそう簡単ではありません。


4月に学校や職場など新しい環境に入って、ついて行けず、
心身に支障をきたす
”5月病”の季節が始まると言います。


中高校生、大学生、社会人、主婦までの年代で、
”友達がいない悩み”が増えているそうです。
子供の頃や学生時代より社会人になると友達ができにくいようです。


しかし・・・
友達がいないことで、寂しく思ったり悩まない
自身を見つめるチャンスになり、束縛から解放され、
自由に自分の趣味や興味を追求することができるメリットもあるからです。


とは言っても・・・
友達がいたほうが何倍も人生は楽しいものです。
困ったとき相談したり、助けたり助けられたり。


ところが・・・
「悪友」もたくさんいると言った人がいました。
どうやら友達も「量より質」なのでしょうか?

いったい「親友」「悪友」とはどのような友達をいうのでしょうか?


ブッタの『六法礼拝経』という経典の中に
「避けるべき4種類の人」「付き合うべき4種類の人」が説かれています。

避けるべき4種類の人とは・・・

①人に与えるより自分の利益だけを追求する人。

②行動が伴わず、口先だけの人。

③目の前ではお世辞を言い、裏では陰口をたたく人。

④遊蕩(ゆうとう)の人:飲酒、麻薬、ギャンブルに溺れる人。


付き合うべき4種類の人とは・・・

①苦しい時に助けてくれる人、守ってくれる人。

②苦しいときも楽しいときも変わらず一緒にいてくれる人。

③自分のためを思って忠告をしてくれる人。

④心から気にかけて同情してくれる人。

心が弱っているとき、心が欲しているとき、心が憤っているときなど・・・
心がマイナスになると悪友が寄って来やすいと言います。


大愚 元勝和尚は著書の中で次のように述べています。
何より大切なことは
「付き合うべき人」となれるよう、
自分自身の人格を磨き高めていくこと。
友達が欲しいと思うなら、自分が変わることが大切だ。


友達を作るためには自分が変わること!
①話し上手より聞き上手になる
②笑顔で接する
③人の悪口を言わない
④自分から挨拶する
⑤ありのままの自分、素直でいる
⑥友達のハードルを下げる
⑦新しいコミュニティ(サークル・趣味)に入る


参考:
・大愚 元勝箸『ブッタの教え』(宝島社)
・ゼクシィ