天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

どんな時でも神頼みはしない


「お母さんの講義は、講義ではなく説教になってしまったよ」
「時間がだいぶオーバーしたね」
「いいんじゃない、説得力があってとても良かったよ」

娘達の私に対する厳しい評価と慰めの言葉です。


実は、ある教会が主催した「講義コンテスト」にエントリーしました。
講義の内容やスタイルに決まりはなく12分の持ち時間。


2ヶ月前から、講義の内容を決め資料を集めました。
とにかく簡単な内容で誰もが理解できるように、
聞いて勇気の出る楽しい講議案を作りたいと
何度も修正してパワーポイントを作成しました。


夜眠れません。
夜中に気づきを得ると、直ぐにパソコンに打ち込み・・・
朝はもうろうとし、家事もおろそか。


予選は何とか通過し12名から5名に絞られ、
5人は1週間後の本選で闘うことになりました。


私は本選までさらに修正し、
原稿なしで12分で語れるように練習もしました。


当日・・・
本選は教会の大きな広い礼拝堂。
3人の審査員のほかに
礼拝堂と2つのモニタールームの観客250名と
さらに、家庭にてライブで視聴している人を含め、
全員が審査員になるとのこと。


結果はスマホでの「オンライン投票」で決めるといいます。
ほとんどの方はスマホを持っていますが、
「スマホ投票の仕方がわからい」という人もいました。
主人もその内の一人。




講義の順番はくじ引きで決まり、
私は5番目の一番最後になりました。
すなわち、緊張の待ち時間が一番長いことになります。


いよいよ私の番がきました。


壇上の大きな画面に映し出された私のパワーポイント
ハンドマイクとレーザーポインターを握って壇上に立つと、
観客の視線が一斉に私に集中しました。


<画像はお借りしました>


私の人生の中で、このような緊張するというか
恐ろしい場面を何度、経験したことでしょう。


そんな時に感じることは・・・
ア~これも私を訓練するためなんだな~


だから・・・
「どんな場合でも神頼みは絶対にしない」
ただ「自分を信じること」
正確には「私に働く神を信じること」


それから・・・
「自分の為に祈らない、人の為に祈ってあげる」



スマホでの投票結果は、ダントツの1位でした。


しかし・・・
審査委員の総括の中で私の講義に対する評価は・・・
「番外です!」とおしゃいました。
それってどういう意味なの・・・


結局、総評の結果は2位


私は、人と比べることが好きではないですが
今回はこのように評価されました。


優勝順位なんてどうでもいいんです。
皆さんが楽しく聞いてくださったなら・・・
誰かを励まして誰かに勇気を与えたなら・・・


それに、私自身がたくさんの気づきをもらう機会になったから・・・。
私は100%の満足と感謝なのです。


入賞のお祝いをしようと孫たちが提案しました。
「お寿司で大祝い」

結局は、私のおごりになりました。


翌日、こんなメールをくださった方がいました。
「ご自身の体験も織り交ぜながら、
ご自分の言葉で語られており
今、この時にふさわしいオリジナリティーにあふれた
素晴らしい講義でした。
私の中ではNo.1の講義でした」