天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

恐ろしい事実~拉致監禁・強制脱会~

彼の身体が暗闇の宙を飛びました。
マンション4階の窓から飛び降りたのです。


自殺?


いいえ・・・
監禁されていた部屋から脱出したのです。


地面に叩きつけられた強い衝撃で彼は気を失いました。
落ちた場所は桑畑・・・
桑の切り株が彼の身体に突き刺さりました。


4.5時間経ったでしょうか・・・


全身の激しい痛みで彼は気を取り戻しました。
朝が白々と明けて、
桑畑の向こうに、
走る車が見えました。


「早く逃げなければ・・・
見つかったら、またあの部屋に戻されて、
何をされるかわからない」


ところが、立ち上がることができません。
下半身が動かないのです。


彼は痛みをこらえながら
歩腹前進で桑畑を渡り道路に出ました。
彼の身体は血だらけになっていました。


一台のタクシーが止まり
運転手さんが声をかけました。


「どうしたの!? 怪我してるじゃないの!!
 早く病院に行かないと! 乗せて行ってあげるよ!」


彼は言いました。
「いいえ、病院はダメです・・・。
教会に連れて行って下さい・・・」

*もし病院で見つかったら連れ戻される可能性があるため


************


これは、友人の40年前の
信じられない恐ろしい事実です。


拉致監禁! 強制改宗! 


彼は、先祖代々がキリスト教の
牧師の家系に生まれ育ちました。
“家庭連合(旧統一教会)”の信仰を持った彼は
親族から改宗を強要されてきました。


しかし、彼が応じなかったため
彼は実家に帰省した日、

その場で何者かに拉致されました。


手足を縛られ目隠しされて
車に押し込まれどこかに連れて行かれました。
そして、マンションの一室に監禁されたのです。


監視人付きの部屋のドアには、
二重三重に鍵がかかっていました。
目張りされた窓からは外が見えなかったそうです。


彼は、ここが何処で
そこが4階であることも知りませんでした。


時々、牧師と称する職業的改宗活動家(脱会屋)がやってきて
脱会を強要しました。
「強制脱会」「強制改宗」です。


反発するといろんな制裁をかけられ脅されました。
監禁され一か月ほどした頃
彼は偽装脱会で脱走を計画しました。


「脱会します」と彼は嘘を言いました。


すると制裁や監視がだんだんゆるくなり
目張りが少しずつはずされていきました。


脱走を決めたその日の真夜中
トイレに行こうとしたら
なぜか監視人がトイレに一緒に付いて来ません。


「今だ!!」 
彼は4階の窓から飛び降りました!


************


彼は背骨を骨折し重症を負い、
医者は下半身不随になると言いました。


ところが一週間後・・・
奇跡が起きました。
足の指がかすかに動いたのです。
リハビリのおかげで、やがて歩行ができるようになり
彼は数ヵ月後に退院することができました。


************


現在、彼は”家庭連合”の牧師をしています。


今だにあの事故で歪んでしまった身体の
後遺症に悩まされながらも・・・

「やあ~元気?」
いつも優しい笑顔と思いやりを忘れません。


監禁されたあの時・・・
なぜ、恐ろしい ”強制改修” に屈しなかったのか
彼に聞いたことがあります。


彼の話では
「トイレの中が 唯一の祈祷室。
靴下の中に隠し持った写真を取り出して祈ると
温かな聖霊に満たされ、神様を感じました」


神様なのか先祖なのか、
見えない何者かが、彼をずっと励まし続け、
脱出の方法と実行日を彼に教えたそうです。


************


44年間に4300名(10年前のデーター)
この数字は家庭連合(旧統一教会)の信仰を持ったために
拉致監禁の犯罪にあった人数です。


監禁中で自殺した人・・・
精神病になってしまった人・・・
6階から脱出落下し記憶喪失になった青年・・・


12年5カ月間監禁された後藤徹さんは、
台所の残飯で飢えを凌ぎ栄養失調となりました。

元の体重からマイナス15キロで解放されたのです。


監禁解放後間もない後藤徹氏(出典:https://ffwpu.jp/news/3936.html)>


10年前まで、こんな「信教の自由」を迫害する
恐ろしいことが平気で行われていました。


しかも、テレビも新聞も報じなかったのです。


10年前、この拉致監禁問題
日本ではなく、アメリカや韓国で取り上げられたことで
日本の警察が「親子間の問題・トラブル」と無視してきた恐ろしい事実が
明らかにされました。


牧師と称する職業的改宗活動家(脱会屋)
「脱会させてあげる」と信者の家族や親族の不安をあおり、
家族から高額を稼いでいたのです。

拉致監禁ビジネス(脱会ビジネス)です。


“脱会屋”宮村峻氏と、旧統一教会を目の敵にし、
多くの脱会説得をした、日本同盟基督教団の松永堡智牧師です。  


後藤徹さん2015年に最高裁で勝訴することで
拉致被害者は次々に解放され、
その後、拉致監禁事件はほとんどなくなったようです。


「監禁はたとえ親であっても犯罪である」
という子供の人権を守る法律があります。


最近では、信仰などとは全く関係ないところで
家庭内暴力、児童虐待、育児放棄が問題視され。

親でも子供に暴力したり育児放棄は犯罪になるのです


拉致監禁のYouTubeをお借りしました。
↓↓↓

【旧統一教会】正義のジャーナリストと弁護士が彼らと戦う感動の理由!