エレファント症候群という慢性病?
「エレファント症候群
(エレファントシンドローム)」
知らず知らずのうちに罹っている慢性の病気??
象を調教する場面を実際に見たことはありませんが、
インドやサーカスで象を調教するときに使う方法だそうです。
象がまだ子供の時に足に鎖を付けて,
太い丈夫な木に繋いでおくと 、
その子象は最初は必死に逃げようと暴れます。
しかし、動けないと学習すると、
やがてそれを諦めてしまうそうです。
すると、その象は大人に成長してからも、
細い小さな杭に繋いでおくだけで,
決して逃げようとしなくなる。
・・・というものだそうです。
人間も同じように
失敗経験や困難な習慣など、
過去のマイナス体験によって
自分自身で自分の限界を決めてしまいます。
そこから抜け出そうとしないことがあります。
「どうせ無理」
「たぶんできない」
「きっと駄目」
「自分は、まぁこんなものだろう」
・・・・
自分で無意識に設定した基準や枠にとらわれています。
そこに留まれば、安全、安心、楽だからです。
でも、時々
「やってみたら意外にできた~」
「思ったより簡単だった」などと、
自分の意外な面を発見することがあります。
だから、
恐れず意識的に限界を超えてみる、
恐れずチャレンジしてみたい。
それは、子供たちにも言えることです。
「この子は、このような子だ」などと
親がその子に身勝手な基準や枠を作ってしまったら、
その子の無限な可能性が停滞してしまうと言います。
また、どんな人に対してでも固定観念で見ないことも大事です。
エレファント症候群、
それは可能性を閉じ、
人生を停滞させてしまう罠です。
『自分で自分をこんな人間だと思ってしまえば、
それだけの人間にしかなれないのです』
(ヘレン・ケラー)
『私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
常に もう一回だけ試してみることです』
(トーマス・エジソン)