天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

為に生きる~新大久保駅 転落事故から21年~

JR山手線の新大久保駅 転落事故から21年。
きょう1月26日、日韓の関係者と韓国メディアも集い
犠牲者の追悼式が行われました。

事故は、2001年1月26日、午後7時15分ごろ

JR山手線の新大久保駅で起きました。

韓国人留学生の李秀賢さん(イ・スヒョン 当時26歳)

カメラマンの関根史郎さん(当時47)が、

ホームから転落した男性を助けようとして、

ホームに飛び降り、電車にはねられ、

3人とも亡くなりました。

事故から21年、
今年も関係者などが事故のあったホームで祈りをささげ、
続いて行われた追悼式で、
韓国語学校の新井時賛理事長が


「コロナの厳しい状況でも彼を忘れず、
国家間の友好を考えていく熱い思いを感じた」と話しました。


新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
今年も日本訪問を見送った
李さんの母親、辛潤賛さん(シン・ユンチャン)
ビデオメッセージを寄せました。


「1月26日に新大久保へ行くと息子に会えそうな気がして、
胸を躍らせながら日本訪問を心待ちにしてきました。
昨年に続きこのように挨拶することとなり、
少し残念な気持ちです。
21年間変わらずに温かく迎えてくれた
支援者の皆さんに遠く釜山から感謝申し上げます」
と、
シンさんは語りかけました。


イ・スヒョン(李秀賢)さんが生前、
“日韓両国の懸け橋になりたい”と話していたことから
両親らが見舞い金などをもとに設立した
基金(LSHアジア奨学会)によって、
これまでに19の国と地域の留学生あわせて1059人が
奨学金を受け取っています。


事故などをきっかけに安全対策が進み、
JR東日本はホームドアの導入を進めてきた。
昨年末時点で76駅に導入済みで、32年度末ごろまでには、
首都圏を中心に在来線243駅まで広げるそうです。


(2021年1月の追悼式のブログ記事:為に生きる~新王久保転落事故~https://satofamily3.fc2.net/blog-entry-106.html


参考:
・NHKNEWS
・YAHOOニュース