とんでもない誕生日のプレゼント
「歳はとりたくないから誕生日のお祝いはしなくていいよ」
と言い続けて何年たったのでしょう。
おそらく10年は経ったでしょう。
その法則で言ったら、私はまだまだ若いです(笑)
それなのに・・・
時々、電車の中で「優先席」を譲られて複雑に・・・(#^.^#)
「『お誕生日のお祝いはしない』と、
お母さんに言われてもね~~
後で恨まれそうだから・・・」
「お寿司をみんなで食べに行きましょう~!」
と、今年も娘達から食事の誘いがありました。
ところが・・・
なんと! お寿司屋さんが改装のために休業。
しかたなく、あまり食べなくなったカレーライスを、
私が急遽作ってみんなで食べることに・・・。
また、早朝からのLINE着信音。
誕生日の嬉しいお祝いのメッセージ。
その中に・・・
「アラ? なぜ私の誕生日を知ってるの?」
あまり話したことのない男性からのメッセージ。
個人情報バレバレ、何だか怖~~い。
そして極めつけのプレゼントは・・・
我が愛する夫様からのプレゼント。
毎年、主人からは恒例のバラの花のプレゼント。
昔、私への誕生日プレゼントで悩んでいた夫に、
「お花の一輪でも嬉しい」とアドバイスしたその時から、
夫様はその言葉を忠実にしっかり守って、
ずっと1本のバラの花を買ってきてくれます。
何故か今年は真っ赤なバラ3本でした。
「え~~ バラですか~~?」と私。
「このバラ、一本450円もしたんだよ!」と夫。
お花は好きだけれど・・・
たまにはお花以外でもよいのに・・・
日ごろ、夫は私のどこを見て何を感じているのでしょう。
実は・・・
以前に、私が素敵な花のお祝いをいただいたことがありました。
花束やプリザーブドのアレンジメントです。
その時、夫が笑いながら私に言いました。
「あなたがお花を教えているってこと知らないんだね」
そう言ってました。
お花のレッスンの日に、自宅に配送される大量のお花🌸
お花の水揚げや選別区分けする汗だくの仕事。
レッスンの時間までにお花をベストの状態にする、
この作業は生徒の作品に影響する、レッスンより大事な作業。
毎週、自宅は、まるで花屋さんそのもの。
花嫁さんのブーケやお祝いのアレンジメントの依頼も入ると、
私はお花と奮闘することになります。
たまにはお花を忘れたい・・・
夫はそんな私の様子をいつも見てるのに・・・
それなのに・・・
毎年、バラ一輪。
今まで冗談のように夫に伝えていた言葉を、
今回、私は夫にはっきりと伝えました。
「私は花より団子なの」
そしたら夫がすかさず言いました。
「アッそうだ! 忘れてた!
”切腹最中” を買うべきだった!」
”切腹最中” は、お詫びに携えていくお土産として
東京新橋の新正堂の銘菓です。
<東京新橋の老舗”新正堂”:切腹最中>
なお、誕生日の嬉しいかったプレゼントは・・・
「歳をとりたくないから誕生祝いはしない」と言う
私の言葉を覚えていた友人からのお祝いメールは・・・
『「歳をとる」の「とる」は
歳をプラスする意味ではなく、マイナスする意味ですよ~』
と、ありました!!
友人曰く、誕生日を祝う度に一歳づつ若くなるとのこと。
それなら誕生日祝いは、何度でもしなきゃね。
それから、この記事を書いていたら・・・
娘達から、お誕生プレゼントが届きました!
長野名産のおやきでした。
お寿司の罪滅ぼしのようです。
花より団子(まんじゅう)でした。
<故郷の懐かしい:おやき>