天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

「知識は苦労して掴め」は古いのでしょうか?

「ねえねえ、長野県の名物や名所ってなあに~」
と孫に聞かれました。
どうやら社会科の宿題をやっているようです。


「そうね~リンゴやお蕎麦、野沢菜とか。
善光寺や諏訪湖、山・・・いっぱいあるよ~」

と私が答えている間に・・・


孫はパソコン向かって
「長野県の名物はなんですか?」と呼び掛けていました。
Google音声検索していたのです。


あっという間に他の都道府県の名物名所も書き出して・・・
「はい!きょうの宿題終わりました~~」


またある時は・・・
「ねえ?どういう意味?」と孫に聞かれて
「国語辞典で調べてくださいね~」と言ったけど、

調べた様子はありません。
国語辞典も本棚の中で眠っています。


いつの間にか勉強方法も変わりましたね~~。


気が付けば、変わったことばかり。
百科事典や辞書をほとんど使わないのです。


大事にしていたシリーズの図鑑や百科事典も処分し、
薄っぺらい小さな電子辞典を使っています。
これ一台に、様々な辞典7冊分の知識が満載されているとか。


孫たちが幼い時は図書館に一緒に行って本を借りて
返却は私がしていました。


今では図書館にもほとんど行きません。
何だか寂しいですね~~。


しかし・・・
熱心に百科事典や図鑑を見ている孫がいました。
幼稚園児の孫です。
国語辞典を使っているのも彼です。


幼稚園の先生が示した1日1個の言葉や漢字を、
小学生用の国語辞典から探し出してノートに書き写しています。
勉強した漢字にはカラフルな付箋紙を貼っていきます。


この幼稚園を卒園した彼のお兄ちゃんたちは、
幼稚園を卒園するころには、
辞典が付箋紙でパンパンに膨れ上がっていました。

<付箋紙でいっぱいの孫の辞典>


「こんなに勉強したんだよ!」
その辞典が、彼の自慢の記録にもなっているのです。


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大人も頭を使う苦労をしなくなりました。
図書館に行かないでPCやYouTubeで調べています。


先日、主人は・・・
「姫リンゴの木が元気ないな~」と言って
YouTubeで姫リンゴの育て方や剪定の仕方を見ていました。


私も生活の中でPCから情報や知恵をいただいています。
すごく勉強になるのです。


だから、これで知識も豊富になると思いきや・・・
実はそうでもないのです。


簡単に検索して、コピペした知識や情報は
あまり頭に残っていません。


ChatGPTが活躍する時代に
「知識は苦労して掴め」はもう古いのでしょうか?


頭や身体を使って苦労して学ばないからだと言われました。


これって私だけですか?
老化の証拠
認知症の始まり?