天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

ロケ撮影に遭遇して

私達が住むこの近辺では時々・・・
ドラマなどのロケ撮影に遭遇します。
郊外なのでロケーションも良いと言うより
人や車が少ないためなのでしょう。


実は・・・
私たち家族は、10年前に都内から
東京都下のここ、稲城市に引っ越してきました。
引っ越しが決まったとき娘は嫌がりました。
たぶん、自分が生まれ育った家から離れがたかったのかもしれません。


しかし、引っ越してみると緑が多く自然が豊か。
里山の自然と水も空気も綺麗で蛍が飛び交います。


子育て世代が多く、明るく活気がある町でした。
「こんなに空が広いんだ~」
しばらくして娘の気持ちもすっかり変わりました。


************


TVドラマに関心はなくても
ここで撮影されたドラマを見ることがあります。
ご近所の公園や、道路、橋、町並みを
TV画面の中に見つけては、
「あそこじゃない?」

などと別の楽しみもあります。


次女の住んでいるマンションがロケ地となった時
何もない広場にブランコが突然出現し、
たちまち児童公園になってしまいました。


撮影の期間中はブランコを作ったり外したり。
野外での撮影セットは大変ですね。


「きょうも撮影してるから、あそこの道は片側通行だよ」
「俳優さんの〇〇さんが来てるよ」

わざわざ次女が知らせてくれます。


ちなみに・・・
NHK大河ドラマ
『いだてん』は、
我が家の近くの稲城中央公園総合グラウンドで撮影され、
主役の中村勘九郎さんがグラウンドを駆けていました。
映像はタイムスリップさせるため、
CG(コンピューターグラフィック)加工されたようです。

(ロケをした稲城中央公園総合グラウンド)


映画・テレビドラマ等の制作をサポートするという
東京都産業労働局の「東京ロケーションボックス」に、
稲城市の公園や施設なども登録されているそうです。
撮影やロケが多いのはそのためなのかもしれません。


以前のブログ記事に書きましたが、
我が家でのCM撮影もそんな理由からでしょう。


ある日の夜の事・・・
突然、車を止められました。


警察官でもなければ、警備員でもなさそうな男性が、
こちらに近づいてきました。
車のウインドを下ろすと・・・


「今撮影中なので、すみません! 
1分ほどで終わります・・・」

若い男性は言いました。
主人を駅までお迎えに行く途中のことです。


長い大きな陸橋(上谷戸大橋 )を通行止めにし、
夜間の撮影をしているようでした。


(ロケのあった稲城市上谷戸大橋:下からの眺め )


待つこと、数分・・・
急ぎの時は、数分がとても長く感じます。


主人は時間にうるさい人なので
待たされたときの主人の怒った顔が浮かびます。


私は、たちまち意地悪婆さんになって
「あの~~急いでいるんです・・・」と言うと・・・


「はい! すいません! すぐ終わります! あと1分です」
彼は申し訳なさそうにペコペコと「すみません!」「あと1分」の連発です。


「早く済ませてくれよ~~」
彼も本当はイライラしていたかもしれません。


車や通行人を止めるロケ隊スタッフさんは大変ですね。
”主役”でない”憎まれ役”と”嫌われ役”という脇役です。


小さな画面の一コマを作ったり、数分の映像を作るのに、
なんと大変なことでしょう。


俳優さん達より関わったスタッフさんの人数の方が、
何倍も多いことは知っていますが・・・


とにかく、早朝から夜遅くまで皆様お疲れ様です!


************


余談となりますが・・・
2021年7月25日、26日に
”東京2020五輪自転車競技ロードレース”にて
稲城市中央公園、若葉台公園から我が家の前を通過し、
世界各国の選手たちが駆け抜けていきました。


(家の前を通過する2020五輪ロードレース)


同年11月には「自転車のまち稲城」象徴した
キャラクター「オネカン戦士稲城
ペダリオン」
稲城中央公園内に設置されました。
土日にはたくさんのレーサーたちと遭遇します。


(オネカン戦士稲城ペダリオン)


2020五輪の自転車ロードレースの舞台となったコースを活用した
「自転車ロードレース」が2023年12月3日の開催予定
コースは富士森公園(八王子)~武蔵野の森公園前スタジアム通り

(自転車を止めてちょっと休憩:稲城中央公園内)

(この道も2020五輪でレーサーたちが走り抜けた:陽光桜が散り始めました)