心のふるさと伊勢神宮を訪ねて
伊勢参り二日目。
2000年の歴史を有する日本人の心のふるさと。
「お伊勢さん」と親しまれている伊勢神宮参拝。
伊勢神宮(三重県伊勢市)は
天照大御神をお祀りする皇大神宮(内宮)と、
豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)の、
内・外の宮の他に14所の別宮があります。
ガイドさんの説明では、正式名は「神宮」と言い
他と区別するために「伊勢の神宮」と呼ぶそうです。
神社本庁の本宗で、日本国民の総氏神様、
格が高いです。
ここ神宮全体が強力なパワースポット。
🍀外宮(げぐう)
伊勢神宮では外宮先祭、まず下宮から参拝。
下宮は産業と衣食住の神様、豊受大御神を祀る正宮と
別宮(多賀宮、風宮、土宮)があります。
伊勢神宮では、国の安泰を祈る場所であるため
個人的なお願いの前に「いつもありがとうございます」と
感謝のお祈りを捧げます。
・正宮(しょうぐう)
1500年前に鎮座。
ここは個人的な祈りができる場所。
<正宮>
<古殿地>
伊勢の神宮では、
20年に一度、社殿が造り替えられ、
「式年遷宮<しきねんせんぐう>」という行事が行われます。
20年に一度、社殿を新しくすることにより、
神威をより高め、祭祀や建築様式などを、
次世代に伝承するねらいがあるともいわれています。
現在の社殿は2015年1月に作り替えられたそうです。
古殿地は前回まで御殿が立っていた場所、
次の遷宮2035年まで静かにその時を待ちます。
<三ツ石>
<98段の石段:正宮から多賀宮へ>
・多賀宮(たかのみや)
98段の石段を上った小高い丘の上に鎮座
正宮の次に尊く、個人的なお願いはここでします。
<多賀宮(たかのみや)>
<多賀宮前の寝地蔵石>
・風宮(かぜのみや)
元寇時に神風を吹かしたと伝えられている風の神様を祀る。
<風宮>
・土宮(つちのみや)
川の氾濫を防ぐ堤防の守り神を祀る
<土宮>
外宮を出て、いよいよ伊勢神宮の内宮へ参拝です。
🍀内宮(ないぐう)
神宮の観光ガイドさんと宇治橋の手前で待ち合わせます。
<宇治橋の鳥居>
宇治橋の鳥居は内宮旧正殿の棟持柱を再利用し、
形を変えて60年間伝承していくそうです。
五十鈴川周辺の紅葉が美しい!
空気と清らかな水が身も心も清められる別世界。
<宇治橋>
<五十鈴川の清流:御手洗場にてお清め>
<お伊勢さん観光ガイドさん>
・正宮(しょうぐう)
伊勢神宮125社の中心。
日本人の大御祖神である天照大御神を祀り、
三種の神器の一つである鏡がご神体として祀られています。
石段から上の場所は写真撮影が禁止されていました。
<正宮>
<神楽殿(かぐらでん)>
神宮の祈祷は「御饌(みけ)」と「御神楽(おかぐら)」という2つの形で行われます。
御祈祷の「御神楽(おかぐら)」は雅楽の調べと雅な舞を奉納します。
神楽殿に入り正座して御祈祷を受けました。
日本国の平和と安泰、世界平和を祈ってきました。
<御神楽:倭舞(やまとまい)>*厳粛な場所の写真はNG、写真はHPより
<御神楽:人長舞(にんじょうまい)>*写真は伊勢神宮HPより
<二羽の御神鶏(ごしんけい):神様のお使いの鶏様>
<70~80㎝の巨大な錦鯉>
<飛行機雲です!>
🍀おかげ横丁・おはらい町
江戸から明治期の伊勢路の伝統的な建築物を移築・再現した町並み
おかげ参りの様子を再現したおみやげやさんが並びます。
食べ歩きや絶品グルメも楽しい!
<名物の伊勢うどん>
<名物のコロッケ>
伊勢名物と言えば「赤福」。
創業はなんと1707(宝永4)年、
現在の建物は1877(明治10)年に建て直されたものです。
<赤福本店:行列ができています>
<赤福本店裏にある新橋の上からの眺め>
参考:
・観光パンフレット
・伊勢神宮HP
*写真の一部は伊勢神宮HPよりお借りしています。