天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

ソロモン諸島の不思議な風習~言葉の威力~


言葉の威力は相当なものです。
”怒鳴って木を切り倒す”というソロモン諸島の
不思議な風習を、「北御堂(浄土真宗本願寺)」の法話より

お借りしました。


南太平洋のソロモン諸島では、

木を伐るのに不思議な風習があるそうです。  

                                                 木があまりにも大きくて歯がたたないと、

原住民たちは怒鳴りつけて、

その木を倒すのだそうです。

                                                     特別な能力をもった樵(きこり)たちが、

夜明けにそっと木に忍び寄り、

いきなり声の限りにわめきたて、

これを30日にわたって、

毎朝欠かさず続けると・・・

                                                    木は次第に衰えて、

ついに倒れてしまうそうです。

怒鳴り声で木のいのちを殺すのです。

                                                      原住民の話では、

これで倒れない木はないそうです。


この話を聞いて頭に浮かんだことは、

桜守の人はいつも桜の木に

良い言葉をかけてやるという話です。

                                                         また花や果物、野菜でも、

いい音楽を聞かせたり、

やさしく声をかけてやると、

よく成長するという話も聞きます。


みな命をもっているのです。


木も花も草もあらゆる生き物すべて、

いのちを輝かして生きているのです。

                                                        傷ついたいのちも、

その働きによって癒されるのです。

                                                     逆に傷つけようとする働きによって、

いのちを殺してしまうのです。

                                                        私たちの怒鳴り声や差別する声、

相手を傷つける言葉や行為によって、

いのちを殺しているのです。


        

参考:『北御堂(浄土真宗本願寺) 聞法』



言葉は言霊
言葉で生かすも殺すもできるというお話でした。


言葉で人格を決定し、
言葉で運もツキも招来できる
といいます。


日ごろ、どういう言葉を口にしているか
とても大事。



ところで・・・


先ほどの樵(きこり)たちのことが心配になりました。


怒鳴りつけ、呪い言葉を30日間も発するのです。
そんなことをすると本人自身もダメージを受けるといいます。
それこそ命がけの仕事なのですね。



電動ノコギリをプレゼントしてあげたいです。ヽ(´∀`)ノ