天国への道2

🌸4世代10人ドタバタ国際家族が幸せな家庭をめざしてどう生きるか? 日々のエピソードや所感を勝手気ままに書き散らかしていきます🌸

不義なシナリオ


夫婦で韓国映画やドラマの大ファンで、
「ホジュン」「冬のソナタ」から始まり、
韓ドラの病みつきになったこともあります。


泣きっぱなしで、翌朝は顔が腫れあがり、
シリーズ物はやめられない止まらないで朝が明けます。



ところで・・・
最近の日本のメディア報道を見ていると、
意図的な偏向報道か?
それによる世論操作?
特定な団体へのバッシング?
報道被害を被った人達の苦痛や悲劇が心配です。


このような状況とよく似ている韓ドラがありました。


『ピノキオ』です。



13年前に火災事故で父が行方不明、
その事故の偏向報道によって家族が離散
追い込まれた母は無理心中を図り自殺、
その巻き添えとなった少年は
救ってくれた人の養子となり、
名前を変て成長していきます。


マスコミや記者への憎悪を持ちながら、
その家の娘イナ(パク・シネ)と、
恋に落ちる青年ダルボ(イ・ジョンソク)のラブストーリー。


・・・と思いきや
「社会悪とメディア報道」がテーマでした。



イナは嘘をつくと、ひゃっくりが出る
架空の病気「ピノキオ症候群」を持っていました。


「噓をつけないから放送記者になれる」と思っていたイナは
放送局の入社試験を受けます。


しかし・・・
「ピノキオは真実しか語れない」と言う理由で

試験に落ちてしまいます。


紆余曲折の末、
イナとダルボは互いにライバルTV放送局の記者になります。


政界と癒着して偏向報道を繰り返す放送局で
2人はタップを組み、悪に挑戦して
真相を暴き出していくストーリーです。



視聴率を上げるために
偏向報道は当たり前のTV報道局。


不利益を被る政界が、真実を隠すために
TV報道局を誘導し、不義なシナリオを作り、
現場取材、質問内容、画像編集をし、
真実を隠蔽、捏造
します。
それによって一躍スターになった
女性報道局部長(イナの母親)は言います。


「放送にとって重要なのは
事実よりはインパクトです」


一方、真実のみを報道するダルボ記者は反論します。


「あなたは放送で人を殺し、
編集操作で人を殺し、
言葉で人を殺したんです」


「記者は真実だけを告げると、
人々は思っています。
記者の言葉を無条件に信じる
ということを知るべきです」




最終話では・・・
真実を追求する二人の愛と信念
13年前の事件の真相を暴き
真犯人は捕まります。


そのニュースはTVで公開されます。
記者は言いました。



「いくら隠しても真実はいつか現れる」
「嘘で固めた幸せはありえない」