5:10の法則とはなんですか?
3月はお別れの季節。
人生の節目を感じる複雑な気持ちを味わう季節でもあります。
身近にいらしゃった方が去って行きました。
原因は、周囲の人との言葉のトラブルだったとか・・・。
「悪事千里を走る」
悪い行いや悪い評判は、
たちまち遠くまで知れ渡ってしまうという
“ことわざ” です。
悪い噂は恐ろしいもので
直ぐに広がります。
しかし、良い行動や良い噂というのは、
知れ渡ることが少なく、伝わるのが遅いのです。
SNSなどでたちまち拡散。
いきなり飛び込んできた凄いニュースや写真。
「へ~~ほんと!すごい~~」とは言ったものの
「真実なの? 本当なの?」
悲しいことですが疑ってしまいます。
まことしやかで、真実かどうなのか・・・
「フェイクじゃないの?」と疑いたくなることもあります。
フェイクほどたちまち拡散するのです。
メールやLINEなどでも・・・
送ったメールを相手の方はすでに既読。
文字は残ってしまうので、取り返しがつきません。
「ああ~~、なぜあんな事書いちゃったんだろう」
自己嫌悪に陥ってしまうことがたびたびです。
LINEは簡単に直ぐに送れるけれど、
緊急性がなければ送信する前に、
少し時間を置いた方が良さそうです。
だからと言って、だいぶ時間が経ってからでは、
変な違和感や誤解にもなりかねません。
言葉選び方やタイミングの難しさを感じます。
それに関係する“望月俊幸さんのメッセージ”「5:10の法則」を抜粋しました。
「5:10の法則」と言うのがあります。
「良い評判は1人から5人へ、
悪い評判は1人から10人へ伝わる」
と言うものです。
意識は拡大レンズということで
どこに焦点を当てるかで現実が違って見えて来ます。
「人が喜んでくださること。楽しくなること。
賞賛すること。幸せになること」
などを積極的に働きかけます。
つまり・・・
「言葉にする、アクションを起こす 、 熱心な聴き手になる、笑顔を配る・・・」
するとそのような影響が周りに広がり、
評判も5倍になって広がっていきます。
逆に
「人が嫌がること。落ち込むこと。がっかりすること。悪口を言うこと。やる気がなくなること」 などを振りまくと・・・
その評判は10倍になって広がっていきます。
1ヵ月後、楽しいことに焦点を合わせるのが
難しくなってしまいます。
楽しいことを探すには・・・
周りの人をかきわけ、かきわけ、
悪評が伝わっていない遠くの人を探さないといけなくなります。
その結果、世間はどんどん狭くなってしまいます。
人が喜んでくださること。
人が楽しくなること。
人を賞賛すること。
人を幸せにすること。
そのようなプラスの言葉や行動を
積極的に働きかけていきたいと思うのですが・・・
なかなか難しいです。